古文 動詞の活用

古文


 

前回品詞分解のやり方を説明しました。
古文 品詞分解のやり方 | 猿山高校 (monkey-studying.com)

その際に、動詞は活用の種類を答えてほしいと書きました。そのやり方を説明します。動詞を未然形、連用形、終止形、連体形、已然形、命令形に変化させて語尾がどのように変化するかで区別します。

「行く」という動詞で考えてみましょう。未然形は「~ない」をつけた時にどう変化するかです。「行(ない)」と変化しますね。連用形は「~て」をつけます。「行(て)」になります。終止形は「。」をつけた形です。「行(。)」ですね。連体形は「~とき」をつけます。「行(とき)」になります。已然形は「~ども」をつけます。「行(ども)」と変化します。命令形は「行」ですね。
以上から、「行く」の語尾は「か、き、く、く、け、け」と変化します。これをカ行四段活用といいます。

次に「出づ」という動詞でやってみましょう。「出(ず)」「出(て)」「出(。)」「出づる(とき)」「出づれ(ども)」「出でよ」と変化します。「で、で、づ、づる、づれ、でよ」と変化するので、ダ行下二段活用といいます。

他にも特別な活用をする動詞がありますが、それは追々解説します。今回は基本の解説でした。

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